みつりんふぁんくらぶ

観たものについてのメモ。解体的です

さよなら歌舞伎町

2時間14分/2015/鷹木隆一

いつも通り寝れないから鑑賞。
ずっと前から見たいなと思ってたけど大したことなかった。つまんね!とは思わないしまた見よ!とも思わないけど最近なに見た?って聞かれたら答える感じ。
前田敦子田口トモロヲ松重豊が可愛い。

4組(後半1組増える)のカップルの群像劇って感じだった。あとパッケージとかから滲み出る雰囲気の通りショボい生々しさみたいなのが常にあったな。新宿歌舞伎町のラブホテルが舞台だったから性に関するトピックスが当たり前のようにバカスカでてくる。同様の理由で倫理観がガバガバで、そういう意味で純愛ーって感じのカップルは1組もいないし美しくはないんだけどなんとなく良いなーと思ったんは松重豊のカップルと韓国人カップルと家出少女のカップルだな。どうでもいいけど松重豊好きです。孤独のグルメのファンなので。

染谷前田が本当に生きてるなーというキャラメイクされてて最低だった。最低だったから私生きてていいんだ、と元気をもらってしまったよ。さやちゃんの女々しさってほんとイヤーな感じだけど全ての人間の女が持ってるもんだよな。しっかり女だったのよね。でも顔がいいので全然大丈夫です。徹もしょうもない男だった〜まじであの2人はレベルが一緒だなって感じだわ。作ってる人が意図的にそういう擦り合わせしたんかは知らんけどげんなりしたな。でもこのげんなりが味なんだよなこの映画多分。メインカップルがしょうもなくて、他がキャッチーって感じ珍しいよね?珍しいんかな?あんまし映画見ないからわかんねえな。

とりあえず自分ゴミみてえだな、と思った時なら見る価値あると思う。割と人として底辺の人らが必死こいて生きてるなーって感じの作品だったので生きるモチベは数ミリ上がるな。おやすみなさい。