みつりんふぁんくらぶ

観たものについてのメモ。解体的です

ノルウェイの森

2時間13分/2010年/トラン・アン・ユン

村上春樹好きじゃないんだけど当時めっちゃ褒められてたし話題にもなってたから観ました。
メッチャエモいコンディションのときに観たらエモ…ってちょっとなったかもしれんけどバリ素面で村上春樹好きじゃないのも相まって退屈だった。エモコンディションの時にスマホ捨てて見直したらまともな感想かけるかもしれん。

ノルウェイの森のウィキ見たら村上春樹がこの作品について「この話は基本的にカジュアルティーズ(うまい訳語を持たない。戦闘員の減損とでも言うのか)についての話なのだ。それは僕のまわりで死んでいった、あるいは失われていったすくなからざるカジュアルティーズについての話であり、あるいは僕自身の中で死んで失われていったすくなからざるカジュアルティーズについての話である。」って言ってたらしくてう、うるせぇ…!!!ってなった。半私小説って感じの作品だったからどうでもよさが増してクライマックス以外スマホいじってしまってたわ。

菊地凛子が只管美しかった…一回り近く若い年齢の役なのにメッチャ可愛い。笑った時の前歯が可愛い。直子に一番感情移入して見てしまったな…最後精神病が悪化して自殺するけど錯乱してる時の感じとか言動とかめっちゃそうよなあ…ってなった。演技うま!病人ならではの美しさみたいなのを出すのうますぎ。これこれーってなった。

ていうかワタナベの周りにいる女をいい女っぽく見せるためにはその演者の女たちが美しいのが大前提だけどそれを引き立てる主人公の松ケンも強いからだよね…超モブ…って感じだったもんなこの松ケン。セックスシーン割と淡白だったの好感度高い。水原希子プラチナデータサヴァン役が比べようにならんくらいゴッドだったのでもうなんも感じなかった。顔はいい。

なんか全て???って感じの印象だけどちゃんとみないからこうなったんだよね。数年後とかリベンジします。