みつりんふぁんくらぶ

観たものについてのメモ。解体的です

ショーシャンクの空に


名前だけ昔からやたらと聞く。

今回見ようと思ったのはモーガンフリーマンが出てたから。
最高の人生の見つけ方を授業の発表教材に使おうと思ってて、それ見てからモーガンフリーマンに惹かれた。

ってのを友達に言ったら、DVD貸してくれた。

言語化できない気持ち(良い気持ち)になって終わったからここに書くつもりなかったんだけど、2週目しようと思ったときにこれ読むと面白いから覚書程度に残しておこうと思う。

アンディっていう銀行員が殺害容疑で終身刑。刑務所に入る。そこでレッドとかと仲良くなって、銀行員時代のスキルを活かして立場も上がって図書館まで作っちゃうんだけど、看守長(?)の汚職にも巻き込まれちゃう。新入りからアンディに容疑がかかってる罪の真犯人を聞いて、看守長に直談判するけど無罪にはならず揉み消されちゃう。
後日アンディはレッドにもしレッドが仮釈放されたらここに行ってくれって頼む。それを死亡フラグととったレッドはビビり散らかす。が、それは死亡フラグじゃなくて脱獄フラグだっ
た。脱獄したアンディによって汚職が暴かれ、看守長は自害。新しい看守長がきて、いままで一度も受理されなかった仮釈放が受理されたレッドはアンディに教えてもらった場所に行く。所定の場所にはアンディからレッドへの手紙が仕舞われていた。
手紙に書かれた場所へ向かうと船の修繕をしていたアンディがいた。再会した二人がハグをしているところを俯瞰で見ながら終了。


ここをクライマックスにしても良いだろ!ってシーンが何個もあってびっくりした。私が特にクライマックスにしてもいいだろと思ったところはアンディの脱獄とレッドの仮釈放前の話とレッドがアンディの元に向かうシーン。
わからん。そこらへんをクライマックスだと思ってる人沢山いそう(特に脱獄してパッケージ回収するところ)。
でも私が一番カタルシス感じたのは本当に最後の最後、アンディとレッドが再会して抱き合うシーン。別にレッドがアンディのところへ向かって、モノローグ…でも全然作品として成り立つんだけど最後まで描き切ってくれてほんと嬉しかった。
終盤に向かうにつれてどんどん名シーンが盛り込まれていく。前半はやるせないことも多いし、鬱屈とした印象も受けるけどレッドたちがわちゃわちゃやってるおかげでそんなに暗い気分にはならない。

ラキストを吸いながら見直したいなと思った。