みつりんふぁんくらぶ

観たものについてのメモ。解体的です

パプリカ

1時間30分/2006/今敏

監督の作品は未視聴。若くして亡くなってるんだな〜〜!
じゃに勧められたので観た。夢だから心理やってたらおもろいかもよーっつって。まあ確かにあの人が好きそうな感じかもしれない…

他人の夢に介入できる機械を主人公とかその研究室の人らが開発したんだけどそれが何者かに盗まれちゃって、すると夢の介入が第三者によって行われてメチャメチャになるからまじやべえ!!犯人捕まえよ!って感じ。

世界設定は日本なんだけどすごい外国のジャンク感があった!あとポップとアングラ、化学と非科学の融合を感じた。作品のエログロについて言及してた人何人か見つけたけどわたしはそんな感じしなかったな〜〜、まだ健全だと思う。
主人公が夢の中では人格変わるんだけど(パプリカちゃん)、すごい自由でよかった。夢の中なので。観てて気持ちよかった。キャラメイクが凄い良かったな〜〜、わかりやすいけどくどくなくって覚えやすかった。そもそも登場人物少ないってのもあるけど!

ストーリーも世界観のせいで意味わからんって評価もあったけどそんなことないと思った。話の軸とか流れとかは映像と違って気を衒った感なかったし明快だったと思う。映像がキャッチー過ぎるけどアニメ映画だし、そこを飲み込んじゃえば万人ウケする作品なんじゃない?って感じだ。

ただ劇場版で観たかったかって言われたらウーンかな…綺麗な映像だから大画面で見たいってのはあるけどめっちゃ観たい!って熱はないかも。でも1時間半しかないし、短い分ダレずに最後まで走り抜けるから飽きはこなかった。あっちゃんと時田くんスキ。オススメはできる。こういう系飽きずに見れるタイプなら